2011/01/10

ジャヴァティー




高校生ぐらいのときちょろっと見たJavaの本で「Javaとジャワティーは全く関係ありません」という苦しすぎるギャグを見たことがあります。
俺は思いました。「ねーよwww」

WEBアプリケーションに携わってる人はJavaScriptに触れる機会が多いと思います。そんな大掛かりなことをしなくても、ホームページを持っていて「こういう動きを見せたい」とか思っているような人は、サンプルソースをそのままコピペしたこともあるでしょう。
ところで、ホームページ作成でアプレットの使用を考えたことがある人はわかると思うんですが、Javaアプレットの導入って結構難しいですよね。<applet>タグとか<param>タグとか、アプレットの中のクラスの特性とかを分かってないと設定不可能ですから。
そんな感じで、JavaScriptとJavaは導入方法から動作範囲、作用対象から仕組みに至るまで、全くの別物なんです。
JavaScriptっていうのは、ホームページで表示されるHTMLファイルに組み込みないしはJSファイルの取得という形でテキストで書かれたスクリプトをブラウザが読み込み、動作するものです。
Javaっていうのは、JavaクラスファイルというのをJava仮想マシン上で動かしているもので、バイナリ形式で保存されているものです。
そんな違いがあることを、ネットを使っている皆さん、あまりご存知ないようです。JavaScriptをJavaと省略するなんていう恐ろしいことが起こってます。
繰り返しになりますが、JavaScriptとJavaは全くの別物です。混同して使っていると、無用な混乱を招く恐れがあります。
何が言いたいかっていうとそういうこと。この間はチャットでこれのせいで大混乱させられました。

「俺は別にホームページ管理してないし関係ねーや」と思う方もいるでしょうが、ネット使ってる以上完全に無関係というわけにはいきません。JavaScriptにもJavaにも、知らず知らずのうちに触れているはずなのです。
知らぬということは恐ろしいこと。関係ないで済ますのではなく、最低限の知は得ておくのがいいと思いますよ。



何かっていうと、プログラマーの心の叫び。


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