「UDPWrapper」とは、クライアントアプリケーションからのUDPネットワーク通信をラップし、ファイアウォールの解除を抜きにUDP通信を行うためのソフトです。 これは「UDPホールパンチング」というP2Pに用いられる技術を利用しています。UDPWrapperはこのUDPホールパンチングによるファイアウォール越し通信と、アプリケーション間のパケット転送をサポートします。 UDPWrapperを用いたUDPホールパンチングの実行方法ついては、同梱のreadme.txtに記述されているので説明を省略させていただきます。 UDPWrapper起動画面 ソケットを作成し通信を行います |
上述の通り、UDPWrapperで非想天則のUDPパケットを転送すれば、相手先に非想天則のネット対戦リクエストを送信することができます。 まず大前提として、UDPWrapperを用いて相手先との通信を確立するのに必要な設定項目を記述します。 1.グローバルポート(相手先との通信に使うポート。相手に通知する必要があります) 2.ターゲットIP(相手先のIPアドレスです。なお、グローバルIPですのでご注意ください) 3.ターゲットポート(相手先のグローバルポートです。チャットやSkype等で相手に確認してください) ターゲットアドレス設定画面 ここでターゲットIP・ターゲットポートを設定します 次に、サーバーとして起動する場合に必要な設定項目です。 1.ローカルターゲットポート(非想天則本体が待ち受けているポート番号です) 2.「サーバーとして動作」にチェックを入れる 非想天則の待ち受けポート また、クライアントとして起動する場合に必要な設定項目です。 1.「サーバーとして動作」のチェックを外す 2.非想天則で「IPとポートを指定してサーバーに接続」を選択し、「ターゲットアドレスに割り振られたローカルアドレス」を指定してください。 ※複数のターゲットアドレスを設定した場合、通信確立時にそれぞれにローカルアドレスが割り振られ、ログテキストエリアに表示されます。また、ターゲットアドレス設定ボタンで確認することも出来ます。 ※クライアントとして起動する場合、ローカルターゲットポートは初回アクセス時に自動的に書き換えられます。適当な数値にしておいてください。 通信確立 このローカルアドレスを非想天則の接続設定に利用します 以上でファイアウォールの解除抜きに非想天則の対戦を行うことができます。 |