かねてより完結目前だった「東方幻夢伝 ~幻想郷に舞い降りた幻想~」が、本日をもって完結致しました。
初めは、ただのストレス解消でした。会社の研修課題で俺と非常に相性の悪いものがあり、そのストレスがため、当時は未プレイだった作品に手を出してしまいました。
きっかけを与えてくれたのは、久遠天鈴さんで今も連載されている「東方奇縁譚」でした。
それまでの俺は所謂クロスオーバーが好きでした。書いている作品も、オリジナルが混ざるものの、基本的にはクロスオーバーでした。
しかし奇縁譚でオリジナル主人公というものの面白さを知り、幻夢伝ではオリジナル主人公に手を出すことにしてみました。
幻夢伝の主人公・名無優夢には、俺が今まで温めてきた様々なネタを突っ込みました。彼だけでなく、作品そのものにも俺の思いを反映しました。
その結果が、風神録編で迎えた第一部の結末ということになります。
これにかけた2年3ヶ月は、これまでの人生の中でも相当濃い時間だったと思います。ただのストレス解消が、いつの間にか日課になっていました。
俺にとって全ての作品は俺の子供同然ですが、その中でもこの東方幻夢伝は、今のところ一番可愛い子供です。
そのために、第一部の完結は思うところが多く、この日記もまとまっていない次第であります。
第一部の完結ということは、第二部の始動もあります。しかし、それまでにはだいぶ時間がかかると思います。
それは、まず俺が退職したということに発端になります。
退職した理由は、精神的な病気が原因ですが、これ自体はあまり関係がありません。
どちらかというと、病気を発症した原因の方が問題で、俺には「会社勤めが適合しない」という事実です。
つまり、会社勤めをする以外の方法で食いつないでいかなければならないのですが、今いくつか試そうと思っていることがあります。その一つが小説です。
8/31に、富士見ファンタジア文庫のファンタジア大賞があります。そちらの方に、8月中に一作品書き上げて応募しようと思っています。ネタはありますんで。
そしてもう一つが、在宅プログラマーという道です。どちらかを選ぶというより、平行してやるという感じです。
ただ、こちらは病気が治ってからです。今のままでは、仕事に使える時間が限定されてしまいますから。恐らく10月から始められるように動くと思われます。
また、せっかくしがらみがなくなった今だからこそやりたいことというのもあります。お伊勢参り(フル徒歩)と免許取得です。
あと、それらが終わったら、なろうで投稿した「ポガティブ」を新潮社の文芸賞に応募するために手直しします。こちらは締切が来年の2月末なので、ゆっくりとやって行きたいと思っています。
そんな感じで、やることがたくさんありますので、年内に第二部を開始するのは難しいと思っています。
今まで幻夢伝を楽しみにしてくれていて、そしてこれからの幻夢伝を待っている方には申し訳ありませんが、その間は待っていただきたいと思います。
今はまだ頭の中がぐちゃぐちゃな状態ですので、今後整理していきます。
まずは目の前に迫った芝居の本番を乗り切りたいと思います。ご興味のある方は、どうぞいらしてください。
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