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うーさぎうーさぎ

何見て跳ねる?秋といえば月見ですよね、うさー。十五夜というには半端な時期での日記ですが。

そういえばバニーさんとか好きなんですよ私。

バニースーツがエロいのもありますけどね。いやむしろそれが全部でいいんですが。ウサ耳可愛いでしょう。

兎はわりと好きです。さてそれは何故かと言うと兎はエロい生き物だからというのが理由の一つにあります。

では何故エロいかというと兎は哺乳類の中でトップクラスに繁殖能力が高いからです。兎の中でも特にアナウサギという兎は万年発情期です。いつでも子供産めるのです。これだけでもうエロエロです。

ちなみにアナウサギを改良したものが皆さんがペットショップで見かける兎です。また日本でイメージする兎で赤目で白色の兎は日本白色種という種で、他の兎の基本色は茶色ですよ。ピーターラビットとか白じゃないでしょう?

割と兎というものは身近にいます。昔話や神話、諺にもいます。そして日本から見える月には兎の餅つきが見えるといいます。ふと見かける小物にも兎の姿が見えるでしょう。

出かけた時にでもちょっと探すと、兎はあなたの身近にいますよ。そんなわけで案外身近な兎は好きなのです。

 

さて、じゃあ次回の日記は燃さんにでもお願いしましょうか。よろしくおねがいしますね。

では、今回の絵はバニースーツっぽい服装に褐色肌です。兎といえば茶色ですので。今回は網タイツと白タイツをご用意しました、皆さんはどちらが好みでしょうか。(画像クリックで最大化)

そういえば兎を探してみようってプレイボーイの雑誌でもやってましたね、あのロゴ探し。

グロ・・・正気ですか?あなた

グロが苦手な私にグロトークなんか持ち上げますかまったく。 ディモルです。

ちょっと家の事情でバタバタし始めてきた。車の本免許のための学科試験もすぐ受けて終わらせたいし。というわけでさっさと終わらせようぜ。

次回は今のとこ出番が一番回ってないと思った桜姫さんで。グロい話題してたけどグロい絵なんか望んでないですよ・・・?いやマジで・・・。

 

 

D:まず自分が一番最初にみた覚えのあるグロいシーンは

入:待ったその前に確認することがある

D:・・・・

入:食事しながらでOK?

D:No problem

入:いざぁ・・・

D:ノープロブレム。何も問題ないさ

入:で。一番最近見た覚えのあるグロシーンの話だっけ?私はカイガラムシっぽいゴキブリとワームが大量に蠢いてる写真だったな

D:海外映画で、女性の腕が歯車と歯車の間に挟まるシーン。 幼稚園ぐらいの僕にはすごいきつかった

入:Dさんのスルースキルが成長しておいちゃんうれしいが複雑粉砕骨折ってレベルじゃないぞ

D:で、次がたぶん例のじっちゃんにやらされた18禁ゲーム。第一部のラスボスは主人公の攻撃で腕が切断される 切れて血が噴き出るシーン(1枚絵)と胴体と剣持ったまま離れた腕が写ってる(1枚絵)で過去のことを話す

入:ボスの腕ってよく切られるわよねぇ

D:なお2部(味方)では腕は切れてるが隠してるので見てても問題なかった

入:チッ(横線付き) なのか

D:ただ次が本番。そのあとやらされたゲーム。セガサターンだった 慟哭、そして・・・。

D:まずシーンの一つにヒロインの一人がチェーンソーでバラバラ切断される。(

入:ふむ、詳しく

D:1枚絵はないが、テキストがすごい細かに書かれてある なお、このヒロインを助ける場合はこのシーンの後わかるので一週目はまず無理

D:なお、主人公たちが屋敷に入る前(行方不明者が増えてきており、探してますの掲示物が増える一方)前の被害者は1枚絵あり

入:でも、バラバラなんでしょう?

D:郵便局のおっさんは頭から血を流してロッカーに入れられてた(1枚絵)

入:匣のなかにはみつしりとおっさんが詰まっていた・・・

D:行方不明の少女は頭にクギのようなものを刺されて血がでてる。銅像の中にいれられており、血が出てる像を倒すと出てくる

入:これが血の涙を流す聖母マリア像か・・・

D:ヒロインたちはジャグチ(金属のトゲのヒモで締められてる)で水いっぱいでてる風呂(クギで止めてる板ビッシリで閉じ込められてる) 助けれそうな道具がないので部屋から出ると、戻ってきてみるともう2度と部屋が開かなくなってる  (後で気づいたが、たちではなく一人)

入:土左衛門は多分一位二位を争う苦しい死に様だと思うんだ

D:なんとなく不自然に追加されたコップを手に取ると停電が起き、気が付くと隣にいたヒロインの一人が死んだ

入:何が起きたというのかね

D:ギィってドアが開いて第三者が入ってきたのは主人公にはわかったが・・・。部屋から出ると地面に血が垂れていたっというもの なおこの部屋に電気は2度とつかない

入:球切れか

D:幼馴染もヒビだらけの鉄格子のドアの部屋に閉じ込められた。幼馴染だけあって(ゲーム中の)生存時間は長めに設定されてるけど・・・

入:くっ、幼馴染こそまっさきにイベント(物理)が起きるべきだというに・・・

D:途中まで仕掛けは作動させたけど、俺にはそこまでが限界だった。ここの主人公のかっこよさはガチだと思う。やっぱ他人のため全力を尽くすのはね

入:なのかー

D:何もなかった部屋に不気味な絵の15パズルが置かれてあった。血文字でなんかのメッセージがあるが・・・   ここが俺の限界だった

入:あきらめたらそこで試合終了だぜ

D:いやもう無理・・・。いとこに託した。通風孔から出れたらしいが、ディスク2をじいちゃんがなくしてたので続行不可能だとか

入:ぬぅん・・・ ハッ・・・買い戻す・・・?

D:なお、このゲームで有名なのは。壁に飾られてある弓を取ろうとしたらじゅうだんで隠れてた床は落とし穴だったっていう罠。もちろん主人公が死んでゲームオーバー じゅうたんをめくり、ちゃんと床を繋いでから取るっというもの

D:グロとはちょっと離れたけど、とにかくそういう体験があったってこと

D:で、次の目立ったゲームはあれ  (URL貼り。天崎涼子死亡シーン集)

入:そういやDさんこれダメだったって言ってたわねぇ でもこれグロというかなんというかなきもするんだが・・・

D:首ちょんぱ大の苦手

入:時代は脚チョンパか

D:一番ダメだったのは、自分らのコピーが廃棄処分されてるシーン。悲鳴まであるし・・・ D「こんなの無理!開発者の正気を疑うよね!」 クレイさん「いやあたりまえだろ。失敗作は処分するのが」

入:いやまあどっちかというとクレイさんよりの考えだけれども

D:んなーにぃー!?

入:だってねぇ・・・?他に用途があるならともかく使い道がない失敗作維持しててもしょうがないですし

 

D:クレイさんカモン

クラフト:どこにだよ

D:失敗作は廃棄処分するべきか否か 作品は生命体とする

クラフト:意思があり、自立行動できるなら否、できないなら是

D:ほんっと・・・ドライ

クラフト:意思があるか無いかがまず分かれ目だろ あれば生命、無ければ肉だ

D:OK,日記をお楽しみに

クラフト:・・・というか、失敗作と言う単語で既に「実験体」もしくは「人造体」だからなぁ 意思があっても廃棄処分として殺してやった方がいい可能性まである

 

D:うふふさんは?

入:意思があっても利になる用途がなかったらポイだなぁ

D:てめぇ生きてるんだぞあれ。ギャギャー悲鳴あがってるんだぞ

入:そりゃまあ生きてれば悲鳴ぐらい上げることもあるだろうけれども

D:え?なに?俺か?俺が間違ってるのか・・・・?

入:さあ?少なくともリソース的には失敗したなら何らかの形で処分か廃棄しないと害にしかならんでしょ

 

D:それでもね、俺はあれはかなりnトラウマだったのよ・・・

入:別にそれが自律行動とかできてそれ単体で生きていけるが私に何も影響やそれに類するものを与えてくれない とかだったら放逐とかでいいけどそうじゃないなら廃棄だなぁ

D:で、その直後の溶岩?の触手に勝てなかったんだよね。後日クレイさんと話して~

入:のかー

D:クレイさん「2刀流でもか?」 D「なにそれ?」 クレイさん「・・・」( とりあえず向いてないのはわかった。あのゲーム

入:グロ苦手な人は向いてないでしょうよw

D:喜んで食われにいってる部分に一言

入:ひょ?

D:・・・・ ま、まぁ。捕食の一つのパターンに頭だけ食われて胴体ボトッというのもあって・・・・・。

入:サールティーローヤリー?

D:よくわかんないけど続けるよ

入:どうぞどうぞ

D:変なウツボットみたいな植物に食われるのは全然平気なんだけどねえ

入:溶かされる系はいいのか・・・

D:服はいいけど・・・・胴体は無理

入:つまりあれか、中身が出てなければ溶けてたりしてもばっちこいと

D:まぁそうかもね。食われてはいゲームオーバーだし

D:後、これはニコ動画で格闘ゲーム必殺技集ってのがあるんだけど サムライスピリッツ零って知ってる?

入:まあいろいろ斬れるゲームとは聞いた

D:絶命奥義ね。格ゲーだからそれも交じってるんだけど、覇王丸のニセモノ、羅刹丸ってのがいて・・・ そいつの趣味は心臓を握りつぶすこととかいう書いててすごいイヤなもの。つまり技の内容は・・・ 以来その動画には手を出してない

入:つき抜いて裏側からか中でやるのか引きぬいてなのか・・・それが問題だ

D:教えてやろう。引き抜いて。簡略化されてるが赤いものが画面に映って潰す。同時に相手も倒れる(絶命 あんまりにもやりすぎたせいか、次回作はすごい明るいお祭り風なゲームになったぐらいであった

入:Oh…

D:抗議も殺到したらしいし ゲームバランスはサムスピのなかではいいらしいのにもったいない

D:後は月姫の漫画かね。ネロ奇襲回のエレベーターは・・・

入:私は読んだことないからなぁ・・・

D:マジおすすめ。5巻あたりから女性のピーチク映ってるけど。2巻では隠してたのにね

入:作者に何がw

D:アルクがお礼にと夢魔wo コホン 夢魔を送って性的な夢を見せたシーン

入:そういやそういう場面合ったなぁ

D:この時のアルクは服でギリギリ見えてなかったんだけど、5巻あたりでアルク本人に「夢に誰が出た?」と言われた回想シーンでは素っ裸であった。構図は同じなのに 6巻では遠野君が暴走して犯すシーンあり(見えてる)、7巻あたりでは本番やってる(見えてる)

入:Oh…

D:いいのだろうかと思ったけど、昔の漫画っでゴルゴもコブラも普通に見せてたし、よくわかんない。  で話題ズレてしまった

入:よくあることである

D:まぁとにかくそのエレベーターは苦手だった。後日後始末しに来た警察さんはすごい辛そうだったな

入:なのかー

D:こういうモブキャラで異常現象を解説するシーンは好きだ。本当に本当の一般人から見た超常現象 でズレた

D:だってもう他に思いつかないしー。腕切断とかなら名無君が思い浮かぶけどグロくないし

入:グロねぇ・・・ グロテスクについて話すとか

D:あーグロさとはちょっと違うけど、D「これ全年齢対象ゲームです」 クレイさん「ちょいグロいなwリアルすぎるだろww」ってのがあった

入:なのか?

D:ソニックね。あーちょっとまってね。たぶんうふふさんの望んでるのと方向違うけど (URL張り)これ。最初のムービーだけね エイリアン系のグロさだね。今回の趣旨とはズレてるだろうけど

入:エイリアンかー。映像はすごいと思うけど正直それだけの印象なのよね

D:グロテスクねぇ。グロテスク表現が含まれてますってゲームはモンハンとメタギアぐらいしかやったことないから。どっちも軽いし

入:そっちのグロテスクじゃなくて地下墓所の方だぜ

D:クレイさんがひどい殺し方してる時は「うわぁ・・・」ってなるけど 地下のお墓はグロではないがホラーなら思い出あるよ

入:懇親のボケが通用しないっ・・・ ともかく思い出についてやらしく

D:怖いBGMに怖い雰囲気、そこでやらされるパズル。いずれもその死者が生前に行ってた行動がヒント 殺人犯→ザコを殲滅 泥棒→宝箱を全部開ける・・・のではなく、我慢する 暗殺者→敵リーダーだけを倒す 明かりの間で本を読むのが好きだった→火と火の間に箱を置いて立つ わがまま女は人に物をぶつけるのが好きだった→鉄球投げで敵を倒す 高いところにいくのが好きだった→隠し階段(透明)を登る 最後の火の玉が道を作るのシーンは・・・先に潜ったお人が火だるまになって悲鳴をあげながらのたうちまわって死ぬ。呆気にとられるけどこの動きがヒントってのがまだイヤだ

D:まぁ趣旨ズレてるしこの辺で

入:なんか今更だけどDさんにグロの話題を振るのはすごい無謀だった気がしてきたぜ

D:何をいまさら

入:マッタクデスヨネー

D:じゃあ最後に一つ テキストだけだけど、セブンスドラゴン2020

入:アトラスは・・・まずい・・・

D:特に覚えてるのは、アオイがミヅチに殺されるシーン。はらわたが飛び出てたらしい

D:ま、はなすネタはだいたい事前に決めてたけどね。レベルが低かった。それだけさ

入:おつかれー

D:お疲れ様でした

 

 

ま、やる前から予想してたけど、今回は今一つ盛り上がりきれなかったね。

 

赤ズ禁

 なんかブーメランされました。ええ、ブーメランされましたとも。清々しいまでにブーメランされましたとも。即日ブーメランされましたとも。

 そんな訳でネタもなければあのノリで書く気力もないので途方に暮れました。ので、チャットのほうでヘルプを出したわけですわ。すると、ディモルさんから短編でも書けばいいんでねーの?(白目)と言われたので思わずいらっときてあぁん?やったろ♂!!とホイ♂ホイ方向性は決めたもののやっぱりネタがないので前回から引き摺って行こうと思います。あ、実際はだいぶ違うやり取りしましたよ?私ってばヘタレで清楚な常識人ですから。

……前回からのあらすじ。赤い軍靴の音。

 とある寒い地方の村、仮にソビ村とでもしておきましょう。にヨハンスという青年が引っ越すことになりました。そのソビ村は皆が平等に住むことが出来る幸せな村でした。すべての住民が文字を書くことができ、すべての住民がおしいい物を均等に食べることができ、すべての住民が暖かい家で暮らすことができたのです。

 そして当日。ヨハンスは期待に胸を膨らませて村へと足を踏み入れましたが、村の空気がどこか張り詰めていることに気が付きました。村の人々はこちらを見て会釈はするのですが、誰も口に出して挨拶をしないのです。ヨハンスは不思議に思いましたが、まだ顔見知りにもなっていないのだから仕方ないのだろうと思って気にせずに自分に用意された家へと急ぎました。

 道行く人々の目がどこか死んでいるのがきにかかりましたが、ヨハンスにあてがわれた家は噂通りに暖かく、食料庫には食材も入っていて彼はああ、なんて素晴らしい村なんだろう。と感激しました。そして荷物を整頓すると、住民票をだすために村役場に行く事にしました。

 ヨハンスは村役場に行く間に何人もの村人とすれ違いましたが、どの人もこちらに一言も語りかけてはきませんでした。そればかりか、広場や市場といった人の多いところを通っても話し声すら聞こえなかったのです。ヨハンスもさすがにこれはおかしいと思いながらも、みんなで黙行をしているのだろうと考えついて気にしない事にしました。

 異様な空気に少し滅入りながらも、村役場へとついたヨハンスは受付と思しきところに近づきました。すると、そこに座っていた初老の男は彼を一瞥すると片方の手を差し出してきました。ヨハンスは彼の横柄な態度に少し不快感を覚えましたが、面倒な手続きは早めに済ませるに限るとその手に住民票を渡しました。

 彼はヨハンスの渡した書類をしばらく見ていましたが、読み終わると手元にあったベルを軽く一回鳴らしました。すると、奥の部屋から男が二人出てきてヨハンスをむんずと押さえ込んだではありませんか。ヨハンスは驚いてもがきましたが、二人分の筋力に抑えこまれ身動きが取れません。そうこうしていると、受付に座っていた男が机の引き出しからペンチを取り出してこちらに近づいて来ました。ヨハンスは嫌な予感がしてますますもがきましたが、どうしても身動きが取れずに逆に口を無理やりこじ開けられてしまいます。そして、男はヨハンスに近づくと、なんと手に持ったペンチで彼の舌を引っこ抜いたではありませんか。ヨハンスはその痛みのあまりに気絶してしまいました。

 しばらくしてヨハンスが目を覚ますとソファーの上に寝かされていました。そして、隣には受付の男が座っています。彼は転げるようにソファーから降りると、男に食って掛かろうとしましたが声が出ません。おそるおそる口の中に手を突っ込むとそこに彼の舌はありませんでした。先ほどのことが夢ではなかったと知ったヨハンスは悲しみのあまり泣き崩れてしまいました。受付の男は彼の肩を抱くと、一枚のメモ用紙を見せましたそこには「驚いたでしょう。けれどこの村に住むのならしかたがないことなのです。」と書いてありました。ヨハンスが涙を流しながら男のほうを見ると、男はもう一枚のメモ用紙を取り出して見せました。そのメモ用紙には「この村には一人の聾唖者がいます。彼だけが喋れないのは平等ではないので、皆が喋れないようにするためにはこうするしかないのです。」と書いてありました。それを読んだヨハンスはしばらく何が書いてあるのかわかりませんでしたが、その意味を理解するとあまりの理不尽に怒り狂って男を殴りつけました。男がたまらず倒れこんだのを見て、ヨハンスは走って村役場から逃げ出しました。

 村役場から出てきたヨハンスの目に飛び込んできたのは、村の人々が殴り合っている光景でした。ヨハンスが慌てて止めに入ると、止められた男は懐からメモ帳を取り出してこう書きました。「受付のセルゲイさんだけ殴り倒されるのは不平等だから、みんな殴り倒されているのです。」そして、それを見せるやいなやその男はヨハンスに殴りかかり、ヨハンスはたまらず倒れこみました。文句を言おうと立ち上がった瞬間、その男も目の前で他の男に殴り倒されたのを見て、ヨハンスは空恐ろしくなり慌てて村から逃げ出そうと走り出しました。

 ヨハンスは走って村境までたどり着きましたが、そんな彼の肩をたたく男がいました。慌ててヨハンスが振り返ると銃を持った男がいて、彼もまたメモ帳を取り出しヨハンスに見せました。そこには「この村から逃げ出してはいけない。」と短く書いてあり、ヨハンスが身振りでなぜだと聞くと、男が再び見せたメモ帳には「誰も逃げ出せないのだから、君だけが逃げ出すのは不平等だ。」と書いてありました。ヨハンスはなおも身振りで抗議しようとしましたが、男に銃を向けられるとたまらずに、動きを止めざるを得ませんでした。

 とぼとぼと家に帰ったヨハンスでしたが、帰る途中に火事担っている家に出くわしました。みんなが慌てて消火活動をしており、ヨハンスもこれは一大事とそれに加わりましたが、そのかい虚しく家は焼けてしまいました。すると、それまで消火活動をしていた住人が泣きながら周囲の家に火をつけて回り始めたではありませんですか。ヨハンスは驚き、一人を呼び止めなぜそんなことをするのかと訪ねます。男はメモ帳を持っていなかったのかしゃがみこみ、地面に「一人だけ家が燃えたんじゃ不平等だからな」と書くとまた家に火をつけて回り始めます。ヨハンスは何がなんだかわからなくなり、一目散に自分の家に逃げ帰りました。

 走って家に帰ったヨハンスでしたが、家までたどり着くとその家がらんらんと光る炎に包まれているのが見えました。ヨハンスは狂乱して家に駆け込もうとしましたが、周りの人々に取り押さえられました。ヨハンスはもがきましたが、一人に「だれも火の中に飛び込んでいないのだから不平等だ。」ど書かれたメモ帳を見せられると何をしても無駄なのだろうと悟り、うなだれて体の力を抜きました。

 それから何年経ったでしょうか。ソビ村に一人の青年が引越してくることになりました。ソビ村はみんなが平等な村だと評判なので、みんながそこに住むことを憧れるのです。その青年もそのうちの一人でした。その青年が村に入ると一人の男とすれ違いました。男は軽く会釈をすると青年と反対の方向へと歩いて行きました。青年とすれ違ったヨハンスは、ああ、あの男も自分と同じ体験をするんだろうと思いましたが、自分だけがそんな目に合うのは不平等だと思ったので何も言わず、あのあとみんなで一斉に立てなおした暖かく、食料もある家へと帰って行きました。

めでたしめでたし。

 というわけで1時間ぐらいで作った小話でした。うん、童話っぽい感じで書くと簡単に書けていいね。ハートフルなストーリーも書けるし一石二鳥だ。

 この話はディモルさんに「話さない主人公で」って言われたので作ったんだ。だから次の日記はディモルさんにグロトークをしてもらいたいと思いますが構いませんね!!答えは聞いていない。まあエロトークばっかり振ってると健全な私にはいささか辛くなるからね。シカタナイ。シカタナイネ・・・