本能寺ほど恐ろしいものはこの世にはない。本能寺を焼かねばならぬ、本能寺を焼かねばならぬ。謀反にて焼かねばならぬ。彼の人の恐ろしさには堪えられるものでない。比叡山のように焼かれねばならぬ。私自身の人生を生きられないと決意し、私利私欲も相まって本能寺に火を放った。
と言う訳でだいぶ前の今日あたりに織田信長さんが焼け死んだそうです。今日は裏切りの日です。裏切りは許さないくせに裏切るあの裏切りです。思えば皆様。なんとも、さんざんと裏切られておられることでしょうか。信長公は、すげなくした家臣に裏切られました。某政党に投票した方も、信じたマニュフェストなぞに裏切られました。恐怖の大王を信じた人々は2000年に涙したのです。信じたものが報われることなどまずありません。裏切られるのです。裏切られるのです。
期待するから裏切られるのです。ならば、最初から期待しなければいいのです。叶わぬことを前提に夢を見ればいいのです。叶いませぬ。適いませぬ。叶ったとすれば儲けものなのです。信長公とてすげなくせねば謀反に成らずとも良かったかもしれないのです。マニュフェストとて、信じず慈善の清き一票ならば気に病むことなど無いのです。大王など信じず、堅実に生きればスッカラピンなどなりはしなかったのです。適いませぬ、叶いませぬ。・・・
叶わぬ願いをなおも託せとおっしゃるならば、ロベルトさんに託しましょう。託しましょう。裏切り召されるな、裏切り召されるな。
裏切るぜー超裏切るぜー。